最低な君が好き!
外は、曇り空。




上手くごまかすつもりが、
失敗してしまった。















(もーー!!
何が、天気いいね★よ!
あたしってバカ!
なんてベタな・・・)











「・・・いい天気じゃなくね?
バカじゃん」



如月は外に目を向けた後、
そう言った。












『アハハ・・・・
そ〜ですね〜』





バカって酷くね?










・・・・・・あ!!!
そういえば!
ずっと気になってた事が!











『如月って、
彼女いるの?』







「は?なんで?」



















『なんとなく?
教えてよ!』






















「・・・・・いない。かもな」








(かもな?
何その微妙な答え!)





『そ・・・・・そっか!』










「つーかさぁ、
なんでそんな事聞くわけ?」
















『なんとなくだってば!』






「ふ〜ん?
俺の事好きなのか〜〜?
・・・・・・・なーんて・・・」





カァッ////






顔が一瞬で熱くなる。




冗談とわかっても、反応してしまう。


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