最低な君が好き!
次の日。













学校が終わってすぐ
夏維の家に向かった。






















《ピンポーン》




バタバタ・・・





ガチャッ






インターホンを押して
出てきたのは
夏維のお母さんだった。





「あ、由魅ちゃん!
夏維ならまだ
帰ってきてないわよ?」





















『そっか・・・』
















(あ!
一緒に帰ればよかった・・・)







今頃
気付いたあたし。



















「なんなら
夏維の部屋で待っとく?」




























『ん〜・・・
うんっ!
おじゃまーす!』










「どうぞどうぞ」























あたしは
家にあがり
夏維の部屋に向かった。





















ガチャッ






『おっじゃまー』






あたしは
夏維が来るまで
座って待っておくことにした。














『この部屋つまんね・・・
テレビねーしっ』
























その時
あたしはある事を
思いついた。


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