最低な君が好き!
「エロ本って何?」














『もー!
親子揃って忍者かよ・・・』





















「忍者?」















『や
べつに?』































「あっそ。
それよりエロ本って?」






















『あぁ。
なんでエロ本ないの!?』






















「・・・ダメ?」















『ダメじゃないけど〜
健全な男子の部屋には
あると思って・・・』



















「はぁ〜?
晴も持ってないぜ?」























『如月はクールだからだよっ!
なんであんたが持ってないの?』


















「女には困ってないもーん♪」




























『うっわー!!
どんびき〜!
中学生の頃からこんなの・・・
どんびき〜!』



























「で
なに?」



















『え?
だからどんびき〜だってば!』
























「違う!
なんか用?」














『ああ』





やっと来た理由を
思い出したあたしだった。


< 75 / 80 >

この作品をシェア

pagetop