最低な君が好き!
〜夏維Side〜







昨日
俺は由魅が帰った後。
少し考えていた。











(ん〜〜〜〜・・・
どーするかね〜)
















「よっし!
俺が一肌脱いでやらぁっ」







俺は早速
晴にメールした。









Dear:晴
Sub:
―――――――
明日暇!?



















「・・・・」








30分後。




《〜♪〜♪♪》







「あ〜来たっ
おっそ!」







From:晴
Sub:Re:
―――――――
さあ。
なんで?














俺は
早く返事がくるよう
さりげなく催促するために
マッハでメールを返した。







Dear:晴
Sub:Re:Re:
―――――――
お前が前に
見たいって言ってた映画。
由魅も見たいらしーんだよ
明日できたら一緒に行ったら?















20分後。



From:晴
Sub:Re:Re:Re:
―――――――
なんで?











「こいつ・・・
なんでこんな短い文章に
こんな時間を要するのか・・・」





Dear:晴
Sub:Re:Re:Re:Re:
―――――――
いいじゃん
どーせお前の周りに
あの映画見たい奴
いないじゃん。
由魅も周りにいないって。
だから一緒に行け












40分後。






「・・・・寝よ」



《〜♪〜♪♪》




「きたっ!」






From:晴
Sub:Re:Re:Re:Re:Re:
―――――――
わかった。


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