真面目なあたしは悪MANに恋をする
「明日は? バイト、入ってるの?」
「あー、どうだったっけな」
「ああ、そうやってすぐにジラすんだもんなあ」
「明日はないよ。明後日の夕方から」
「んじゃ、またそんときに買いに来るからさ」
「はいはい」
マサはひらひらと手を振って、女子たちの姿が見えなくなると「はあ」とため息をついた
「おモテになるんですねえ」
葉南がにやにやと笑っている
「べっつにぃ。面倒くさいよね、ああいうのって」
マサが首についているネックレスを取ると、鞄の中に入れた
去っていった女子とおそろいのネックレスを、マサはしまうとテーブルに頬杖をつく
「客商売だからさ。邪見にできないけど、ああいうのは無理」
マサの首元が、なんだか寂しく見えるのはきっとネックレスがマサの体に似合っていたからだろう
たぶん、隣にいる茉莉のためにネックレスを外した
さっきから静かにしている茉莉に、マサは気を使ってるんだ
「…で、次はどうするの? 俺、腹減ったから、何か食べていいでしょ?」
マサは立ち上がると、鞄から財布を出して席を立った
「あー、どうだったっけな」
「ああ、そうやってすぐにジラすんだもんなあ」
「明日はないよ。明後日の夕方から」
「んじゃ、またそんときに買いに来るからさ」
「はいはい」
マサはひらひらと手を振って、女子たちの姿が見えなくなると「はあ」とため息をついた
「おモテになるんですねえ」
葉南がにやにやと笑っている
「べっつにぃ。面倒くさいよね、ああいうのって」
マサが首についているネックレスを取ると、鞄の中に入れた
去っていった女子とおそろいのネックレスを、マサはしまうとテーブルに頬杖をつく
「客商売だからさ。邪見にできないけど、ああいうのは無理」
マサの首元が、なんだか寂しく見えるのはきっとネックレスがマサの体に似合っていたからだろう
たぶん、隣にいる茉莉のためにネックレスを外した
さっきから静かにしている茉莉に、マサは気を使ってるんだ
「…で、次はどうするの? 俺、腹減ったから、何か食べていいでしょ?」
マサは立ち上がると、鞄から財布を出して席を立った