真面目なあたしは悪MANに恋をする
「段取りが悪いなあ」
マサが食べ終わったバーガーの包み紙を片手で丸めた
「じゃあ、マサ君はどうしたいの?」
「そりゃあ、決まってるよね。茉莉と一緒に買い物がしたいよ。チョーは、葉南さんとしたいんでしょ? 買い物。買い物じゃないことでもいいけど」
マサの言葉に、片岡君の顔が真っ赤になった
「歩いていける距離にあるみたいだけど…ね。そういう場所が」
マサがにこっと笑う
「マサ!」
片岡君はぷいっと横を向くと、深呼吸しているのがわかった
葉南は苦笑してる
付き合って2か月以上たつっていうのに、この二人はまだなんだ
私なんて、会ったその日やっちゃうのに…ね
寺島君ともそうだったし、マサとも…すぐだった
葉南はきっと自分の身体を大切にしてきたんだね
だから無条件に、愛される
大切にしてるから、まわりの大切にしてあげたいって思う
私にはそういうオーラがないんだろうなあ
マサが食べ終わったバーガーの包み紙を片手で丸めた
「じゃあ、マサ君はどうしたいの?」
「そりゃあ、決まってるよね。茉莉と一緒に買い物がしたいよ。チョーは、葉南さんとしたいんでしょ? 買い物。買い物じゃないことでもいいけど」
マサの言葉に、片岡君の顔が真っ赤になった
「歩いていける距離にあるみたいだけど…ね。そういう場所が」
マサがにこっと笑う
「マサ!」
片岡君はぷいっと横を向くと、深呼吸しているのがわかった
葉南は苦笑してる
付き合って2か月以上たつっていうのに、この二人はまだなんだ
私なんて、会ったその日やっちゃうのに…ね
寺島君ともそうだったし、マサとも…すぐだった
葉南はきっと自分の身体を大切にしてきたんだね
だから無条件に、愛される
大切にしてるから、まわりの大切にしてあげたいって思う
私にはそういうオーラがないんだろうなあ