真面目なあたしは悪MANに恋をする
「チョーは身体より、精神的繋がりを求めるのかも?」
ケンが首を横に倒した
「それでも男だよ? 欲しいときは欲しいでしょ」
「大切すぎて、手を出せないってときもある」
俺がドアを開けると、ケンがドアを閉まらないように手で押さえた
「ま、それもアリかもね。ケンはそうだったんでしょ? 茉莉のとき」
「あ…うん、まあ、ね」
ケンが答えづらそうに、返事をした
「顔なんて全然違うのになあ。どうしてダブっちまったんだろ」
俺はケンの言葉を聞きながら、部屋の中に入る
ワンルームの狭い部屋に、身体の大きなケンが入ってきた
「心が似てたんでしょ」
「茉莉、元気かな?」
「元気じゃないの?」
俺は部屋の奥に行くと、ツナギを脱ぎ捨てた。シャツと、ハーフパンツに着替えると、畳みの上にあぐらをかいた
「マサは、気にならないのか?」
「何を?」
「茉莉のこと」
「じゃ、ケンは?」
「気になってるよ。どこで何をしているのか。なんで居なくなったのか…て、俺のせいなんだろうけど」
ケンはツナギを着たまま、畳みの上に座った
ケンが首を横に倒した
「それでも男だよ? 欲しいときは欲しいでしょ」
「大切すぎて、手を出せないってときもある」
俺がドアを開けると、ケンがドアを閉まらないように手で押さえた
「ま、それもアリかもね。ケンはそうだったんでしょ? 茉莉のとき」
「あ…うん、まあ、ね」
ケンが答えづらそうに、返事をした
「顔なんて全然違うのになあ。どうしてダブっちまったんだろ」
俺はケンの言葉を聞きながら、部屋の中に入る
ワンルームの狭い部屋に、身体の大きなケンが入ってきた
「心が似てたんでしょ」
「茉莉、元気かな?」
「元気じゃないの?」
俺は部屋の奥に行くと、ツナギを脱ぎ捨てた。シャツと、ハーフパンツに着替えると、畳みの上にあぐらをかいた
「マサは、気にならないのか?」
「何を?」
「茉莉のこと」
「じゃ、ケンは?」
「気になってるよ。どこで何をしているのか。なんで居なくなったのか…て、俺のせいなんだろうけど」
ケンはツナギを着たまま、畳みの上に座った