真面目なあたしは悪MANに恋をする
ベッドでぐっすりと眠る片岡君の額をそっと撫でた

目の上にある傷を見たときは、涙が止まらなくなった

マサ君のほうがもっと怪我してるよ、なんて笑う片岡君の胸に抱きついて、大泣きした

無事に帰ってきてくれたのが嬉しいのと、目の上にある傷が痛々しくて心が痛いのと、で片岡君が困ってるなか、ずっと泣いた

泣きやんで落ち着いてからは、片岡君への思いが溢れ出してキスが止まらなかった

好き

あたしは片岡君が好きだ

この気持ちは止められない

片岡君ともっと一緒にいたい

片岡君に愛されたい

だから…

片岡君、あたしを離さないでね

あたしも離さないから

ずっと一緒にいたい
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