真面目なあたしは悪MANに恋をする
クリスマスパーティが終わると、あたしはナツとカラオケボックスに流れた
狭い個室は、煙草臭くて、嫌な気分になる
ただでさえ、クリスマスなんて大嫌いになったばかりなのに
今年のクリスマスは楽しくなると思ってた
あたしは携帯を開くと、ナツにだけあるメールを見せた
『25日、バイト終わったら、どっか行こうぜ』
「これって…寺島君からきてたの?」
ナツの驚きの隠せない質問に、コクンと首だけを振った
「茉莉も知ってる。嬉しくって、茉莉にメールしちゃったから…」
あたしは、深いため息をつくと、両手で自分の顔を覆った
最低っ
茉莉はこのメールを見て、どう思っただろうか
『寺島君は私のモノよ』とか心の中で思っていたのだろうか?
生まれて初めて、彼氏ができるかもって喜んでいたあたしが馬鹿みたい
本当に、馬鹿だ
茉莉と寺島君が付き合ってたなんて
狭い個室は、煙草臭くて、嫌な気分になる
ただでさえ、クリスマスなんて大嫌いになったばかりなのに
今年のクリスマスは楽しくなると思ってた
あたしは携帯を開くと、ナツにだけあるメールを見せた
『25日、バイト終わったら、どっか行こうぜ』
「これって…寺島君からきてたの?」
ナツの驚きの隠せない質問に、コクンと首だけを振った
「茉莉も知ってる。嬉しくって、茉莉にメールしちゃったから…」
あたしは、深いため息をつくと、両手で自分の顔を覆った
最低っ
茉莉はこのメールを見て、どう思っただろうか
『寺島君は私のモノよ』とか心の中で思っていたのだろうか?
生まれて初めて、彼氏ができるかもって喜んでいたあたしが馬鹿みたい
本当に、馬鹿だ
茉莉と寺島君が付き合ってたなんて