真面目なあたしは悪MANに恋をする
悪MAN!良いMAN?カップラーMAN?
『タイトル:今夜はすみませんでした』
家に帰ってから1時間が過ぎたころだろうか?
シャワーを浴びて、部屋に戻ってくると携帯がチカチカと光っているのに気がついた
メールが2通、届いていた
1通目は、片岡君からだった
『怖い思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。鈴木さんが無事で良かったです。バイト、辞めないでくださいね。もし辞めるなら、僕のほうですので、言ってください。鈴木さんの生活を壊すような真似はしたくないので。できれば、また一緒にバイトしたいです』
絵文字のない白黒の画面だった
白い画面に黒い文字
丁寧な言葉がさらに、片岡君の真面目さが際立っているように思えた
さっき見た真っ赤な姿な片岡君は、まるで現実じゃないような…夢の中での出来事のような気がしてきてしまう
大勢の10代の男子に囲まれて、真っ赤なツナギを着て立っていた片岡君は、別人で…違う人な気がしてしまう
バイクで家まで送ってくれた片岡君は、無言だった
ただ何とも言えない寂しそうな顔をして、こくんと頷くと、バイクの爆音と供に走り去って行った
家に帰ってから1時間が過ぎたころだろうか?
シャワーを浴びて、部屋に戻ってくると携帯がチカチカと光っているのに気がついた
メールが2通、届いていた
1通目は、片岡君からだった
『怖い思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。鈴木さんが無事で良かったです。バイト、辞めないでくださいね。もし辞めるなら、僕のほうですので、言ってください。鈴木さんの生活を壊すような真似はしたくないので。できれば、また一緒にバイトしたいです』
絵文字のない白黒の画面だった
白い画面に黒い文字
丁寧な言葉がさらに、片岡君の真面目さが際立っているように思えた
さっき見た真っ赤な姿な片岡君は、まるで現実じゃないような…夢の中での出来事のような気がしてきてしまう
大勢の10代の男子に囲まれて、真っ赤なツナギを着て立っていた片岡君は、別人で…違う人な気がしてしまう
バイクで家まで送ってくれた片岡君は、無言だった
ただ何とも言えない寂しそうな顔をして、こくんと頷くと、バイクの爆音と供に走り去って行った