LOVE GAME
STAGE#3
本当のキモチ。
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《夏休み》
あれからあたしは夏休みまで
とくに大きな事もなく
普通に過ごしていた。
きょうちゃんとは相変わらず
話しもできない状態・・・・・
でもそんな事より
あたしは婚約者決めの方が
気になっていた。
「別荘は沖縄にあるなんてなぁ」
省吾は飛行機の中のパンフレットを
パラパラめくっていた。
そうあたしたちは
東城家の自家用ジェットで
沖縄に移動中。
自家用ジェットって←
「沖縄は海が綺麗だから楽しみ!」
「あんなさんは楽しみに
しているようですね。」
海斗さんはニコッと笑った。
「他の人は?」
悠斗さんや真斗さんが見当たらない。
「東城家は血を絶やさないように
1人づつ乗るんですよ。」
えっ!!!!!
「俺の家もあるなぁ、そんな事。」
「そんなことあるの?」
じゃあ自家用ジェットは
何台も必要じゃん!
お金もちの考え方は
考えられないなぁ。
「今日は妻が来ますから。」
「海斗さんの奥さんも来られるんですか?」
「男ばかりではあんなさんが
かわいそうですし」
海斗さんは気が利くなぁ。
3人でおしゃべりしていたら
あっというまに沖縄に着いた。