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そっと目を閉じると
再び重なった唇。




ねぇ…幸せすぎるよ。
こんなに幸せ1人占めしていいのかな?



あたしと同じように
比呂くんも幸せ?





…幸せ、だといいな。


あたしはそれだけ願うよ。





キスの後はお互いに照れ合った。




お互いに口を開かないけど…
今はこれでいいんだ。




この甘い空気だけで十分なんだよ。




あたしは比呂くんの肩に頭を預けた。



そっと目を閉じると、
鳥の鳴き声だけ聞こえてきて…
眠気があたしを襲った。




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