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…遠くでチャイムが聞こえる。



「麻帆…起きろ」





微かに目を開けると満天の空が広がってた。




あれ?
なんでこんなに奇麗に空が見えるの??




起き上がると、
わかった。



あたしはいつの間にか
比呂くんの膝を借りて寝てたって//





「ひ、比呂くん、ごめんね」
「なんのこと?」
「その…膝」
「あぁ。いいよ」




口元を緩め、
あたしの頭に手をポンと乗せた。




「5眼目終わったみてぇだし、戻るか」
「うん」




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