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-次の日-



「比呂っ!!!」




最近の教室は雰囲気が狂い始めてた。



原因は…麻帆の登校拒否だろう。




天然でドジな麻帆だけど、
クラスのみんなはそんな麻帆を見て笑い合っていた。




そんな中ただ響いた健の声。




一気にみんなの視線は前のドアで
息を荒くする健に向けられた。





「なんだよ」



元気なく返事を返すと、
健はこう言った。





「麻帆のことだよ!」



その言葉に俺は目を見開いた。





「麻帆は勘違いしてる」
「は?」
「お前も関わってんぞ」
「俺も?」



まったく意味わからない。



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