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「バカだよね!失恋くらいで登校拒否とか」




俺は言葉を失くした。
ただ遠くを眺めてた。




「…いった!なにすんのよ!」
「自分たちがなにしたかわかってんの?」
「…。」



リオは女子の頬を1人ずつ叩いた。





説明した女子以外が
3人とも涙を流して、謝った。




「謝って…済む問題じゃねぇよ」




俺はぼそっと呟いた。




「さっきさ…川上はなにもしてねぇって言ったよな」
「…あぁ」
「お前も十分関係あんじゃん?」
「…殴れよ」
「は?」
「苛ついてんだろ?じゃ殴れよ」
「殴って済む問題じゃねぇって言ってんだよ!」
「っ…」
「お前等も麻帆の気持ち考えろよ」




俺は女子に視線を向け睨んだ。




「比呂くんがどうしてあの子がスキなのかわからない」
「誰もお前に知ってもらいたくねぇ」




俺は1人の女子にそう言った。



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