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学校の屋上…。
古びたドアを開けると、
秋になりかけの風が俺を包んだ。
9月の7時前の空は薄暗い。
でも…
俺は見つけた。
薄暗くても見つけた。
「麻帆」
「……比呂、くん?」
俺は麻帆を抱きしめた。
ヤバィ…。
こいつ相当痩せた!!
1週間近くでこんなに痩せるんだ。
でも痩せても
麻帆は麻帆のままだった。
「麻帆ごめんな」
「…別れたんだから…いいよ」
「違うんだ、麻帆」
「ぇ?」
俺は麻帆をそっと離した。
そして事実をすべて話した。
――――――――――――
――――――――
――――
古びたドアを開けると、
秋になりかけの風が俺を包んだ。
9月の7時前の空は薄暗い。
でも…
俺は見つけた。
薄暗くても見つけた。
「麻帆」
「……比呂、くん?」
俺は麻帆を抱きしめた。
ヤバィ…。
こいつ相当痩せた!!
1週間近くでこんなに痩せるんだ。
でも痩せても
麻帆は麻帆のままだった。
「麻帆ごめんな」
「…別れたんだから…いいよ」
「違うんだ、麻帆」
「ぇ?」
俺は麻帆をそっと離した。
そして事実をすべて話した。
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