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-次の日-



正直……
どんな顔して健に会えばいいかわからない。



「比呂くん、おはよ」
「はよ」





麻帆はいつものままだ。
麻帆もきっと俺と同じ思いだと思う。



健になんて声掛ければいいんだ?




一発殴ったしな…。




「比呂」
「…健」




真横にはいつの間にか健がいた。
いつものヘラヘラしている健じゃなかった。





「悪かった!」



教室中に響いた健の声。
そして健は頭を下げた。




みんなの視線は俺に注がれる。
…麻帆もリオも。




俺は笑って健の頭を軽く殴った。




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