You love...
「そうじゃなくて…」
「うん」
「麻帆がスキなんだ」
「誰が?」
「俺が」
「…比呂くんが!?」
「そう」




やっと意味理解したか。
深々と説明しないとわからないんだ…。





「だから俺と付き合ってほしい」
「…あたしでいいの?」
「麻帆がいいの」
「…よろしくね//」



夕日色に染まった麻帆の頬。
俺と麻帆は一緒に学校を後にした。






――――――――――――

――――――――

――――




過去のエピソードを思い浮かべていた。





「比呂くん」
「ん?」
「帰ろ?」




帰ろ?って…
まだ先公の話し…あれ!?
みんないねぇじゃん!




「みんなは帰ったよ」
「…じゃ帰るか」
「うん」




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