You love...
「じゃっ、行くか」
「ぇ?」




無理矢理立たせられ、
手を優しく引かれる。




どこ行くのかな?


でも今はそんなことどうでもいい。
比呂くんの背中を見てるだけで…
あたしは幸せみたいだから。





――――――――――――

――――――――

――――




-数分後-



アクセサリー店に入った。
なぜ?




もしかして…
他の子にプレゼント?
嘘だよね…?



他にスキな子できたとか!?



あたしの頭は不安でいっぱいになった。




「なに突っ立ってんの?」
「…他にスキな子できた?」
「は?」
「その子に指輪あげちゃうの?」




そんなの嫌だよぉ。
比呂くん…。



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