Dear俺様教師【完】
*弁償は・・・
「あの!!車をあんな風にしてしまった事は謝ります!!だけど・・私、弁償出来る程のお金なんて持ってなくて・・・」
「黙ってろ。そんなの見てわかる」
「え??じゃ、ど、どこ行くんですか・・・?!」
「何度も言わすな・・しつこい女だな・・。」
"しつこいよ・・・"
一瞬、章吾の言葉が頭をよぎった
「弁償してもらうって言ってんだろ・・」
「だから・・お金は・・・」
「着いたぞ・・。オヤジ、釣りいらないからな。」
男は、一万円札を出して、タクシーを降りた
メーター・・800円なのに・・・
この人一体・・・
着いた場所・・それは・・ラブホテルでした