Dear俺様教師【完】
帰り支度を済ませ、公園に向かうと先生は既に来ていた。
あの人先生だよね??
生徒より帰りが早いってどーなのさ。
だけど、あの日(私がこの公園で襲われた日)以来、先生は絶対私より先に公園に来ている。
優しいんだか・・優しくないんだか・・・分かんない人・・
「お待たせしましたっ」
「遅い」
「先生は本当に先生なんですか??」
「何だよ急に」
「いえ、こっちの話ですっ」
私は、溜め息をつきながら車に乗った。
「で、ご褒美の日って何ですか??」
「家についてからのお楽しみだ」
「変な事は考えてないですよね??」
「変な事??例えば??」
「それは・・・」
先生はニヤッと笑っては、「実来は変態だな」と言った。
「バカ教師/////」
いつも先生には、負ける。