Dear俺様教師【完】





男は黙って、私から離れた



そして、冷蔵庫から水を出してソファーに座った






めんどくさそうにタバコに火をつけ・・




「お前何??援交とかして慣れてるわけ??こーいうの。」




そう聞いてきた



「別にそーじゃないけど・・・」







「だろうな。そんな余裕・・お前にはなさそうだしな・・」





どーいう意味よ・・




「何が「好きにして」だ。そんな顔して言うんじゃねーよ」






そんな顔??






私は慌てて鞄から鏡を取った



私・・
泣いてるの・・・??






見知らぬ男に、「好きにしていい」なんて余裕なかったみたい。




冷静な私は、冷静じゃなかったみたいだね・・











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