Dear俺様教師【完】
「実来ありがとう。俺、超嬉しい。」
「私も・・・章吾を忘れられなかったのかもしれない・・・章吾に抱き締められた時、この身体が章吾を受け止めたの・・・」
「俺・・裏切ったのに・・ッ・・ごめん・・・ッ」
章吾は泣いた。
「ちょっと章吾・・大袈裟だよ・・章吾がこういう形で気持ちを伝えてくれた事で、私は嬉しい。章吾を許せる・・・」
「実来・・・・・・」
明日と明後日は学校が休みだから、章吾が「記念にデートしよう」と言った。
もちろん、章吾から誘われるなんて初めての事。
日曜日、駅前の公園で待ち合わせという事で、章吾は帰った。