Dear俺様教師【完】
あまりにも綺麗で美形・・まるで、先生女バージョンを見ているようだった。
「こ、こんにちわ」
「ごめんなさいね・・わたくしが高橋に頼みましたの。ここに来たいと」
「ここ・・に・・」
・・ここって・・先生のマンションの事だよね・・。
ならこの人・・先生の何なんだろう・・・??
「お家の中へ、入れて下さる??」
「あ、あの~・・・」
私が戸惑ってあたふたしていると、高橋さんが言った。
「岡田様、この方は・・・蓮様のお姉さまです」
「お、お姉さま・・・」
その人はニコっと笑った。
「ごめんなさい。名乗りもしないで・・・わたくし、菅野桜子と申します・・蓮の、義理の姉ですわ」
「義理・・・・」
先生のお姉さんなら、家に上げるのは当たり前と思ったから、私は高橋さんも一緒に家にあげた。