Dear俺様教師【完】
「なら・・・質問を変えますわ・・あなたと蓮がどうして出逢ったのか教えてくれる??これならいいでしょ??」
「桜子様・・・今日のところは・・・」
「高橋さん!!いいです・・私、話します」
「岡田様・・・」
確かに、義理とはいえ、弟の部屋に女子高生が居たとなると、兄弟である桜子さんなら怪しむよね・・。
ましてや、私は教え子。
心配しないはずがない。
先生との出会いくらいは、話さなきゃね・・。
それに・・先生が私にしてくれてることは人助けであって、別に変な事ではない。
だけど、桜子さんの心配は、そんな事ではないという事は知るはずもなかった。
「私と先生が出逢ったのは、今から1ヵ月前です----」
私は、先生との出逢い。
私と章吾の事。
章吾との事で、先生が助けてくれてる事。
それを全て話した。
先生と(仮)で付き合ってる事と・・2回くらいキスした事は話さなかった。