Dear俺様教師【完】
「高橋お願いがあるの・・車に、蓮に渡すワインがあるんだけど、取ってきてくれる??」
「かしこまりました」
桜子さんは、高橋さんにそうお願いをした。
そして高橋さんは、私を一瞬チラと見て、私にも一礼して玄関へ向かった。
高橋さん・・やっぱり様子が変。
私に何か気を遣ってるみたい。
何かあったのかな??
さっきも、桜子さんの言うこと止めたりして・・・。
もう一度お茶を入れなおして、先生を待った。
静かな部屋の中で。