Dear俺様教師【完】
「皆さん、聞いて下さい。私はここで、全校生徒の皆様に告白します!!私、岡田実来は・・・・菅野先生・・・・菅野蓮を愛しています!!すっごく、すごく愛しています!!先生は、全部私の為にやってくれてたんです。私の味方で居てくれたんです!!だから・・・だから・・・」
実来は、泣きそうな声で続けた。
「先・・・生を、嫌わないで下さい・・・・」
「実来・・・・」
俺はいても立っても居れず、実来が居る舞台へ上がった。
「こら菅野先生!!」
教頭の言葉なんて聞こえないくらい、実来に夢中になっていた。
「実来・・・・」
「先生・・・・」
俺は、実来を力いっぱい抱きしめた。
その瞬間、体育館がざわめきだした。
だけど、そんなの関係ない。
俺はそのまま実来に聞いた。
「実来、もう一回言って??今の台詞」
「え・・・//??」
「俺の事どう思ってるって??」
「・・・・愛してるんです!!///」
「いいのか俺で??」
「先生がいいんです・・・・」
「だから言ったろ??お前は俺に振り向くってな・・・俺のカッコよさに負けたか??」
「・・・・・はいはい。負けました」
俺たちはお互い笑顔で見詰め合った。
場所なんて関係なしに、
深い深い・・・・・・キスをしてやった。