その瞳に
授業がすべて終わり


ふたりで学校から徒歩15分くらいの

「みやび」という喫茶店に向かう
うちの学校は田舎にあるから

この喫茶店は一番 最寄りだ。


まだ5月だというのに

「あつーい」とふたりでだらけながら店内に入る。

「私はメロンソーダ」
「ぢゃあ美由も!!」

注文を済ませ、

出された お水を一口のむなり

美由がしあわせそうな顔で、「美由ね彼氏できたんだ~」

美由は本当にしあわせそうにそう言った
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