その瞳に
どうしよ…

緊張するなぁ…

高鳴る胸を抑えながら職員室に入る


あれ?先生いないぢゃんちょっとほっとした


「おまたせ、柴咲さん」後ろから先生の声がする
「あ、はい。」
いま私 どんな顔してるんだろう?

先生あまり見ないで

「じゃあ教室いこっか」
「はい。」
先生の教室。

ふたりっきり。
外のグラウンドからは
野球部の元気なかけ声…

「先生は何部だったの?」
「サッカーだよ」

「意外だね」

「そうかな?」
わざと聞こえないふりをした…
先生の前だとうまく笑えないから
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