†君、男~Memory.. limit of grief~







「同窓会のお知らせか…」


体育祭も終わり、
時期は夏へと着実に近づいていた。




 
「あれ、佐伯先生はー?」


朝のSTでやってきたのは
優介ではなく別の先生だった。
クラスはざわめきだす。
その先生は説明し始めた。


「佐伯先生は風邪で休みだ。
 だから今日は私が代理でここに来てます」


優兄が休みか…。


< 344 / 482 >

この作品をシェア

pagetop