†君、男~Memory.. limit of grief~



「じゃ、おやすみ。
 明日は海でビーチバレーしようね!」


部屋の前でそう燐はいい、
燐と万里、そして恵は各部屋に入っていった。


部屋に入るなり恵は
窓側に置いてある椅子に座り
夜空に散りばめられた星を眺めた。



どうしてこんなにも空は美しいの?


こんなにも汚れた私を見て、
何を思う?



私、分かったんだよ―――…?




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