†君、男~Memory.. limit of grief~
同窓会は終わり、仲のいい人同士で集まり
2次会へと移動していた。
「優介!久しぶり。
元気にしてた?」
「あぁ、お前も元気そうだな。
今日遅れたのも仕事か?」
「うん。こっちに戻ってきてまだ数日だから
いろいろ忙しくて」
しんみりとした会話。
街灯の光がいつもより眩しく感じた。
「じゃ、またね」
手を振って明美は友達のところへ走っていった。
その笑顔、悲しく見える。