†君、男~Memory.. limit of grief~
ごめんなさい。
私、本当に最悪な人間だ。
自分の事しか考えてなかった
最低な人間よ―――…
優兄の人生を邪魔してたんだ。
ずっと…ずっと私が苦しめてた。
私がいなければきっと優兄は幸せだった。
悩まずにすんだ。
恋だって普通にしてたに違いない…。
私の存在を認めてくれる人、
生きている証を教えてほしかった。
でも…それは人を傷つける考えだったんだ。