†君、男~Memory.. limit of grief~

「私より、先生の方がレインのこと考えてると思います。
 表には出さなくても、それはちゃんとどこかでレインを
 助けています」


「…そうか…」


ハハと笑う優介は俯いた。


「ホント馬鹿だな、俺は――…」



佐伯先生、貴方は素晴らしい人です。


辛いのに決してそれを表に出さなくて、
一人で全てを背負ってる。


昔レインにしたことを、今でも悔やんで…



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