†君、男~Memory.. limit of grief~


“月を見ろ”


「      」


月…を、見ろ?


見ちゃ駄目…見たら―――




「7時15分……あっ、優兄」


待ち合わせ場所には時計を見てる優介がいた。
急いで声をかけようとしたが―――。


「     」


先に優介に声をかけたのは明美だった…。



月を見ることは、悪魔の教えだ。




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