†君、男~Memory.. limit of grief~



優兄…優兄…!!



本当に貴方なの?



この一週間出てこなかった涙が今、出てくる。
私…向ってるの、屋上に――


何でか分からない。だけど、
気づいた時には足が動いてた。



貴方に会いたいって思うから?



忘れたはずだった、そう思った…なのに――



“行けよ、あいつのいるとこに。
 好きなんだろ?

 お前の想いは本物だ”



認めてくれるの?


私、好きでいていいの?



ねぇ、君は私に―――…




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