†君、男~Memory.. limit of grief~


「恵ちゃん、そろそろお風呂いこっか」


いつの間にか帰ってきてた優介達。
恵は荷物を持って走る。


優介の横を通ったとき、
恵のポケットからはみ出た
十字架のネックレスを、
優介は見落とさなかった。




レイン―――…


本当は憎くいんだ…


俺を見る事も呼ぶことも、
悲しいって分かっていることだろ――?






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