†君、男~Memory.. limit of grief~
「買い物でも行こうかな」
ふと足を動かせ、街に出かける。
久しぶりに行くその足取りは
とても軽々しかった。
来ていなかったせいか、
新しいお店が増えている。
賑やかになっていた。
恵はただ店を見て回っているだけなのに、
何故か恵は注目されていた。
スタイルの良さと
クール美女。学校でもたまに
見られていた恵だが、
街も同じだった。
ため息をつきすぐに店をで、
その場から颯爽(さっそう)と離れていく。