†君、男~Memory.. limit of grief~


「今日から2学期かー。
 文化祭とか楽しみだね!」


「うちんとこの中学
 展示会とかだったからつまんなかったし、
 やっぱ高校は盛り上げるでしょ」


教室の前で喋る3人。
朱音と結菜は2学期の行事に
熱く燃えていた。


「お化け屋敷楽しみ!」


そう…。恵達のクラスの出し物は
お化け屋敷なのだ。
結菜は頷く。


「あっじゃぁそろそろ帰るね。
 レインは生徒会?」


「うん、顔合わせみたいなやつを
 するらしいから」


「頑張ってね!ばいばーい」


大きく手を振り恵と別れる。
恵は生徒会室に向かった。



< 65 / 482 >

この作品をシェア

pagetop