†君、男~Memory.. limit of grief~


間奏が流れ出す。


燐はフルート、
朱鷺と真がエレキギター。
そして慎がドラムで、亜衣がエレクトーンだった。
後の3人は照明と音声に分かれていた。


客席は全員立ち上がり
前列は真剣な視線だった。
背筋が凍るような感覚にとらわれる。



恵はマイクを取り、
歌い始めた――…




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