一番星
それからしばらくして麗から電話がかかってきた。

珍しいな・・・

そう思いながら通話ボタンを押すと麗の起こった声。


「どういうことよ!?」

「何のこと?」

行き成りそう言われても意味分からない。


「とぼけないでよ!
 私が翔好きなの知ってて雑誌に載ったの!?」

雑誌?

・・・・・・あっ海の時の!!


「誤解だって!
 飲み物買いに行ったときに無理やり取られて・・・」

「何!?
 言い訳?
 もういい!
 翔と幸せにねっっ」

麗は誤解したまま電話を切った。

どうしよ・・・・・・


「満~
 大変なことになったぁ・・・」

「聞こえてた。」

そう言いながら私と翔が載ってる雑誌を見せる満。

気付いてたなら教えてよ・・・





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