一番星
第二章

罪悪感

2学期が始まって早1週間。

私に驚く出来事があった。

それは・・・

なぜか告白されてるのです。

それも1日に1人のペースで。

もちろん全部断ってる。

まだ聖ちゃんが・・・ね?




「泉ちゃーん。
 今日も告白されてたね~!」

そうニヤニヤしながら近づいてくるのは今翔と仲良くやってる麗。

別に好きじゃない人に告白されても嬉しくないもん。


「泉~
 これ聖弥とまとめといて。」

「はーい。」

和音からプリントをもらって聖ちゃんのところに行く。


「聖ちゃんこれやっとけって~」

「はいよ~」

そういって私の方に来てくれる。

今はそれだけで幸せを感じてる私って変?

ただの委員の仕事なのにね。


私たちは別の教室に移動して作業する。


「聖ちゃん作業終わった?」

「もう少し。」

こんな些細な会話が今の私の楽しみ。
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