一番星
赤いバラと青いバラ
建斗と付き合いはじめて半月。
私達は毎日一緒に帰ってたまに寄り道するだけの付き合いをしていた。
キスもまだで抱き合ったこともない。
手も1回繋いだっきり。
そしてこの頃聖ちゃんが変。
あれから全然話してないけど見てたら分かる。
私は聖ちゃんへの想いを忘れるために建斗を利用している。
だけど少しも忘れられない・・・
むしろ想いが大きくなっていってる気がする。
「長谷川!
明日どっか出かけない?」
学校からの帰り道。
家の前で建斗からのデートの誘い。
「明日か・・・」
断ったら悪いかな・・・
でも明日は...
「ごめん。
明日は大事な用がある。」
「そっか。
んじゃまた今度。」
そういって私に手を振って帰っていく姿は悲しそうだった。
でも予定は絶対変えない。
いくら泣いて頼まれても明日だけは・・・
......あれから6年経つんだ
私達は毎日一緒に帰ってたまに寄り道するだけの付き合いをしていた。
キスもまだで抱き合ったこともない。
手も1回繋いだっきり。
そしてこの頃聖ちゃんが変。
あれから全然話してないけど見てたら分かる。
私は聖ちゃんへの想いを忘れるために建斗を利用している。
だけど少しも忘れられない・・・
むしろ想いが大きくなっていってる気がする。
「長谷川!
明日どっか出かけない?」
学校からの帰り道。
家の前で建斗からのデートの誘い。
「明日か・・・」
断ったら悪いかな・・・
でも明日は...
「ごめん。
明日は大事な用がある。」
「そっか。
んじゃまた今度。」
そういって私に手を振って帰っていく姿は悲しそうだった。
でも予定は絶対変えない。
いくら泣いて頼まれても明日だけは・・・
......あれから6年経つんだ