小さな恋の物語*.

だけど、信じた思いは
報われず、
放課後になっても
わたしはあなたからの
お返しをもらえないままだった。

ロッカーを見ても
靴箱を見ても入ってなくて、

わたしは本気で
自分をばかだと思った。

そして、付き合ってるのに
お返しをくれないあなたを
ばかばか、って思った。

お返しが欲しいんじゃない。

わたしはただ、
あなたからの思いが
欲しいだけ‥‥
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