桜龍学園


「ふぅ~美味しかったぁ!!ごちそうさま!!」


今日もあたしが最後に食べ終わった。


食器を片付け、もうすでにみんながくつろいでいるソファへ座る。

いつの間にかテレビをつけていたようで、笑い声やら何やらが聞こえる。



「今……何時?」


時計を見ると午前10時。


微妙な時間だな…


「ねー…何かしよーよ!」

と提案してみる。


竜「…………………スースー」

寝てやがりますよこの人。

…写真でも撮って女の子に売りつけるかな…。(怖


春「いいねぇーゲームでもやる?」

春兄がまともな事言ったぁ!


父「んー……じゃあ舞姫ちゃんの撮影会っていう「却下」

自分の顔でも写真撮っとけ阿呆。
そしてナルシストと思われればいいんだ。

優「んー…?何でもいいよ?」


…だから…っ!何でもいいはダメだっつーの!


雪「んー……??服とかの買い物…とか?」


あらいい考え♪
あたし雪夜と2人で行きたいなー。

でも…邪魔者がついて来るだろうし…くそ兄貴とか、くそ親父とか、くそ親父とか、くそ親父とか……


「……ふーむ…」


やっぱここは無難に


「ゲームしよっか!」





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