桜龍学園

「んー…何着ようかなぁ…」

……蝶乱に行く時の格好はなぁ…


黄虎の奴らに正体バレるしー…



…と悩んだ末にロンTに白いパーカーに短パン、ハイソックスにスニーカーという楽な格好にした。



…あ、もちろんカツラとカラコンはしてるよ!


…あ…健に電話しとくか…

携帯を取り出し、健にかける


プルルルルル、プルルルルル

健『……誰だ?』

「あ。健~?舞姫だよ!」

健『…何で俺の携帯番号知ってんの。』


「……まぁいいじゃん!それより!




…今から中崎組を潰しに行く。

お前と恵と幹部達も一緒に来い…。

どーせ今溜まり場にいるだろ。

…とりあえず中崎組の近くにある公園で待ってろ。
いいか?」

声を低くして言う。

健『………わかった。』

「…それじゃ…後でね!」

声を戻し、明るく言う。

そして携帯を切り、リビングに行く。



「準備出来た~」

竜「おぉ!!俺らも出来た!」

春「バッチリ♪」

2人は笑顔で言ってきた。

格好をみるとやっぱ楽そうな格好だった。

雪「うわぁ~…潰しにいくのめっちゃ久しぶりだ!」

何気に喧嘩好きの雪夜…めちゃくちゃ目輝いてるんだけど!?

優「舞姫はこれ必要か?」


そう言って優兄が取り出したのは拳銃。


あたし達は普通に族潰しとかなら武器は使わないけど、今回は一応本職相手だし……まぁ念の為って感じかな。


あ…殺したりはしないよ?絶対。

相手が持ってる銃とか武器を落としたり…大体その位しか銃は使わない。

「…ん。一応ちょーだい。」

優「はいよ」

銃を受け取り、パーカーにある、裏ポケットにしまう。







「それじゃ、……行こうか。」




< 143 / 228 >

この作品をシェア

pagetop