桜龍学園
「んー…何着ようかなぁ…」
……蝶乱に行く時の格好はなぁ…
黄虎の奴らに正体バレるしー…
…と悩んだ末にロンTに白いパーカーに短パン、ハイソックスにスニーカーという楽な格好にした。
…あ、もちろんカツラとカラコンはしてるよ!
…あ…健に電話しとくか…
携帯を取り出し、健にかける
プルルルルル、プルルルルル
健『……誰だ?』
「あ。健~?舞姫だよ!」
健『…何で俺の携帯番号知ってんの。』
「……まぁいいじゃん!それより!
…今から中崎組を潰しに行く。
お前と恵と幹部達も一緒に来い…。
どーせ今溜まり場にいるだろ。
…とりあえず中崎組の近くにある公園で待ってろ。
いいか?」
声を低くして言う。
健『………わかった。』
「…それじゃ…後でね!」
声を戻し、明るく言う。
そして携帯を切り、リビングに行く。
「準備出来た~」
竜「おぉ!!俺らも出来た!」
春「バッチリ♪」
2人は笑顔で言ってきた。
格好をみるとやっぱ楽そうな格好だった。
雪「うわぁ~…潰しにいくのめっちゃ久しぶりだ!」
何気に喧嘩好きの雪夜…めちゃくちゃ目輝いてるんだけど!?
優「舞姫はこれ必要か?」
そう言って優兄が取り出したのは拳銃。
あたし達は普通に族潰しとかなら武器は使わないけど、今回は一応本職相手だし……まぁ念の為って感じかな。
あ…殺したりはしないよ?絶対。
相手が持ってる銃とか武器を落としたり…大体その位しか銃は使わない。
「…ん。一応ちょーだい。」
優「はいよ」
銃を受け取り、パーカーにある、裏ポケットにしまう。
「それじゃ、……行こうか。」