桜龍学園


ー数分後ー


「おー。ここだここだ!」

ついた所は
ホテルみたいに綺麗だった!

「うわーすご…」

「だろー!?いいよな!
生徒用の寮はデカいけど…
落書きとかがスゴくてなぁ!
でもな…ここの職員…
生徒にビビって
めっちゃ少ないから、
部屋が有り余ってんだよ(笑)」



…納得。

「…そぅ」

「あ。舞姫?その地図に何か書いてあったりしない?」

「ん?あるかな…?」

地図を見てみると、
右上に数字がかいてあった。

「…数字?」

「あぁ。それだよ。パスワード。
覚えておきな?
あと、そのパスワードは、
舞姫の部屋に入れても
大丈夫。信用できる。
って思う人がいたら、
教えなね?
信用出来ないヤツには
絶対教えんなよ?あぶねーから」

春兄は少し真剣な顔をした。
そんなに危ないのか…。

「は…はい…」


「ま。
舞姫なら大丈夫だろォオ?(笑)」


「ちょ!
どーゆー意味だ!コラァァ!」

ヒドいよ!竜兄!
この会話2回目だよ!?

「ま。とりあえず俺らは舞姫のパスワード覚えておくからな!」

「あーい」

そして部屋に向かって歩いていく…




< 15 / 228 >

この作品をシェア

pagetop