桜龍学園

「おい。起きろくそ親父」

ゲシゲシと蹴りながら起こそうとしてる舞姫。


竜「舞姫…お前に怖いものはないのか…」


「あるにきまってんじゃん!」

普通にくそ親父怖いし…


…けど…

なんかムカつくんだよMy father。


春「…ってかなんで親父起きねぇんだよ…」


まだゲシゲシと蹴ってるにもかかわらず全く起きないくそ親父。


「…まじで起きろよッ!」



スッパーーーーン



くそ親父を叩く。


良い音だ…





……



「起きろよ!?」


全く起きる気配のないくそ親父。


父「…ま……き……」


「…ん?…あたし?お母さん?…どっち…」


寝言…?


父「…ま…け…好き…」


…ん?



負け好き!?


何じゃそりゃ!?



父「…まつたけ…大好き…」


「っておい!!」


ドゴッ


さっきよりも何倍も力を込めて頭を叩く。









父「ゔ…うぅーん…」


目をこすりながらムクっと起きあがったくそ親父。




…やっと起きたか…

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