桜龍学園

店員さんが言った部屋に向かう。


「カラオケとか久しぶりー」

竜「…学園に入る前行ってたろ」


…学園に入る前と行ったら…



1ヶ月くらい前か…!!

「…あたしにとっては久しぶりなんだよ。」

竜「あっそ」


反応薄っっ!!

翔「俺この前行ってばっかだなァ」

「へぇ」

どうでもよかったり。←

翔「あ、でもカラオケに行ったワケじゃねェな。
メインは違った!」

「は?どういう意味?」

翔「ッフ。カラオケとかついてたりするじゃねぇか。


ラブ「あたしね。家庭的なんだ。スッゴい器用だよ。」……は?」


「…だからね。





針と糸持ってるんだ。」


ニコニコと素晴らしい笑みを浮かべながら針と糸を取り出す。






「その教育によろしくないお口、縫ってあげるよ♪」


翔「…じ…じじじじじ…」

「は?じじぃ?」

といいつつも針に糸を通す。

翔「じじじじじ、冗談だよなっ!!?」


「うふふ。わたくしが冗談なんて言った事、ありまして?」

翔「何その口調!!!?怖いんだけどっ!!!って、針近づけてくんな馬鹿!!ぎゃぁぁぁああ!!!」








こんなあたしと翔を何も言わず見守っているほかの人達だった。




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