桜龍学園





あたしが叫んだの雪夜と優兄と竜兄しか気付いてねェッ!!!


そんな可哀想なあたしに竜兄は


竜「ぜ…全然気付かれてねェし…ブッ…超放置されてる…ッギャハハハハ!!」


大 爆 笑







…埋めるぞコノヤロー


と竜兄埋葬計画をたててるあたしに優兄は

優「あ、舞姫、コレ頼んでくれる?」

…冷たい。


全然優しくねぇッ!!

あたしイスにも座ってないんですが!!?


まだ電話の近くでポツーンと立ってるんだよ!!?


可哀想だと思わないのかコンチクショウ!!!


と思いながらとても心の優しいあたしは優兄に頼まれたモノを注文。






…そんなあたしを哀れに思ったのか雪夜が、

雪「姉貴ー…こっち来る?」

と自分の隣をポンポンと叩きながら首を傾げる




「ゆ…雪夜ぁぁあッ!!!!」


可愛いすぎんだよ優しすぎんだよコンチクショーー!!!


半泣きで雪夜に抱きつく。



竜「……雪夜…お前彼氏みてぇだな」

そう言いながらケタケタ笑う竜兄を本当に埋葬してやりたい。


「雪夜の優しさを見習え!!!バーカ!!」

竜「俺に優しさ求めんな」

「何気にいっぱいキャラもってる竜兄なら優しくできるさ」

竜「なんだ、俺は多重人格か?」

「だって今の竜兄とさっきまでギャハハハハ!!!とか笑ってた竜兄同一人物に思えねェ」

竜「俺すげェ!!!」

「……あれ、またキャラかわった?」




と竜兄多重人格疑惑が浮かび上がった時





< 209 / 228 >

この作品をシェア

pagetop